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実績では申し分の無いブローネマルク・インプラントですが、骨に定着するには、どうしても下顎で4ヶ月、 上顎で6ヶ月かかってしまします。3ヶ月でもよいという先生方もいらっしゃいますが、当院は年間2,000本以上の治療経験から、確実な成功を狙う場合、 やはり4~6ヶ月は必要だと経験上、考えます。
その為、高齢者や第一線で働いている方々を中心に「いつまで生きられるか解らないから、早く歯を作って」「仕事の関係上、6ヶ月も待てない」 と患者様からの様々なご要望が近年、増えていました。
当院はそのご期待に沿うかたちで、ストローマン(ITI)インプラントを2009年度に本格的に導入しております。
スイス製のインプラントです。 特徴は上下顎共に、2ヶ月で歯が入ってしますという所です。 2009年度は、600本の治療を行いました。
この方式は口腔内の骨にインプラント(人工歯根)を植立し、歯を装着するシステムで1本の歯を失った方から全ての方まで幅広く応用することが出来ます。
従来の「ブリッジ」の様に健全な歯を切削する必要が無く、一旦インプラントを装着した後は痛みや違和感を伴わずに、その機能を保つ事が出来ます。

まず治療を受けたい理由・悩み・要望をよく聞いて、今の歯の状態とインプラント治療を行うために不可欠な条件が全てそろっているかを確認します。
これまで治療されてきた歯の歴史について伺い、虫歯・歯槽膿漏・歯周炎の有無・粘膜や骨などを調べ、口腔内の状態を把握します。

口中全体撮影できるレントゲンとCTスキャンで口腔内全体の骨の形や量を立体的に把握します。診察と検査をして基本的な治療計画を立てます。
(CTは必ずしも撮影する必要はありません)

治療は減菌した手術室、あるいは無菌の手術室で器具や施術者も十分消毒して、感染源を排除して行います。まず麻酔を施します。
麻酔は表面麻酔や電動麻酔を使用することで全く痛みを感じることはありません。
ケースによっては麻酔医が立会います。
麻酔が効いてきたら、歯肉を切開して、歯槽骨を露出させます。
ドリルを使ってその骨に孔をあけ、インプラント(フィクスチャー)を埋め込み頭部にカバースクリューという部品を装着します。
最後に歯肉を縫い合わせて、第一次治療は終了となります。
※症例によってはここで固定式の仮歯が完成
まず型取りをし、アバットメントの装着された口腔内の模型を作製し、上下顎の噛み合わせの位置取りを行い義歯をつくります。
次に実際に使ってもらい、噛み合わせの状態を調整していきます。
1・2週間ほど具合をみて、噛み合わせが悪い時は義歯を削って調整します。
すべての土台に緩みがなく、ほかにも問題箇所がないと判断できたら、しっかりとネジをしめます。
これで補綴は終了です。
インプラントは天然歯よりも歯槽膿漏にかかることは少ないのですが、最悪の場合にはインプラントが抜けてしまうことがないとも言えませんので自分の歯のときと同じように、毎食後にきちんと歯磨きをしてプラークコントロールする必要があります。
治療が終わった後は、まず1ヵ月後に定期健診があります。最初の1年はまだ骨が固まっていく過程なので、その後も6ヶ月ごとの定期健診でインプラントの清掃状態や歯茎の状態、噛み合わせの様子などのチェックを受けることが大切です。
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